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【快適な車中泊には必須】キャンピングカーの断熱対策とは?

目次

ハイエースDXバンの写真

【快適な車中泊には必須】キャンピングカーの断熱対策とは?

外気温に影響を大きく受ける車の車内温度。

断熱材が入ったキャンピングカーはより一層快適になります。

車内の温度は、住んでいる地域や使い方によって大きく左右されますが、キャンピングカーの断熱は冬は気温の下落が緩く、夏は気温の上昇を防ぎ快適に車内で過ごす事ができます。

今回はキャンピングカーの断熱について解説したいと思います。

キャンピングカーに断熱は必要?

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普通車は走行時にエンジンが動いていて、ヒーター/クーラーが使えるので一般車では断熱はあまり重要視されていません。

一方、キャンピングカーはエンジンを切った後でも車内で過ごす時間が多いので断熱効果は快適な車内環境に直結します。

金属や大きな窓があるキャンピングカーは外気温の影響を受けやすくなります。

断熱施行があるキャンピングカーは車内温度の下降が緩くなり、寒い場所でも快適に過ごす事ができます。

車のボディは熱の伝達が良い金属で構成されていて、断熱材がないと熱は金属を伝って外に放熱されるので、快適なキャンピングカーライフに断熱は欠かせません。

キャンピングカーの断熱対策をすべき場所とは?

断熱は重要ですが、それをどこに、どのように取り付けるかも同様に重要です。

熱は窓や天井など、熱の伝達効率が良い場所から車内の暖気は逃げていきます。

夜間は冷え込むので、就寝前にフロントガラスなど大きなガラス面にはマルチシェードなどを張り車内の温度が低下するのを防ぎましょう。

キャンピングカーの断熱効果をあげる方法とは?

断熱をどんなに完璧に施した車両でも気を使わずにドアを何回も開け閉めしていると、暖気が逃げすぐに車内の温度は下がってしまいます。

国産のバンコンはハイエースやキャラバンなど、大きなスライドドアで使い勝手が良いですが、大きなドアは暖気を逃しやすいので注意が必要です。

キャンピングカーの断熱は自作DIY可能?

断熱が必要である事はわかったけど、実際に断熱をDIYする事は可能なのでしょうか。

結論から言うと、すでに内装を施行し家具などが取り付けられているキャンピングカーの場合は大きな改修工事は難しいでしょう。

キャンピングカーの内装は下地材や配線など住宅と同じく多くの素材が層をなしているので、DIYで内張りをバラシ、断熱施工を施すのは原状回復できない可能性もあるのでオススメできません。

キャンピングカーで断熱が弱く感じる場合は窓など冷気が入ってくる箇所を遮光パッドなどで冷気を防ぐ対策を施しましょう。

ドリームドライブの断熱対策とは?

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ドリームドライブでは、「サーモウール」と言う、寝具やジャケットの中綿にも使われている、国産の羊毛断熱材を使用しています。

「サーモウール」は天然繊維のバージンウールと特殊ポリエステルを原料に、独自の3D製法でふんわりつくられた羊毛断熱材です。

キャンピングカーに適した材質の「サーモウール」

サーモウールは断熱材ですが、その目的は「結露と空気環境の改善」にあります。
※サーモウール施工はオプションとなります。

非常に弾力があり、フワフワとしていて、たくさんの空気を含むことができる構造で、これは優れた断熱性能だけではなく、壁の中で起こる壁内結露や室内で発生する結露を防止する役割を担うための工夫です。

安全性も高い断熱材

また、アレルギーやシックハウスの原因となるVOC(ホルムアルデヒド等)や、タバコ・ペット・生活臭の気になる臭いを急速に除去し、健康な車内環境を実現します。

断熱だけじゃない! 吸音性も高い素材

空気をたくさん含むサーモウールは、吸音性能に優れ、スタジオやオーディオルーム、スピーカーなどの音響分野や産業用途での吸音目的で高い評価を得ています。

キャンピングカーでもこのふっくらと仕上げたサーモウールは吸音性能はもちろん、制振作用によって確実に振動を抑え、今まで困難だった雨が鉄板に当たる音や、外部騒音を大きく低減します。

まとめ

車内で過ごす時間が長いキャンピングカーは断熱があると快適さも増します。

断熱は熱の伝達を防ぐので夏は車内温度の上昇も防ぐことができます。

また、断熱材は遮音材にもなるので断熱が効いたクルマは静かで快適です。

皆さんも外気温に左右されにくい快適なキャンピングカーでロードトリップを楽しんでください。