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格安で車検を通す方法

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ユーザー車検とは?

車検を車屋さんに頼まず、陸運局に持ち込み受検することを、ユーザー車検と言います。

陸運局に予約を行えば、全国どこの陸運局でもユーザー車検を受けることが可能です。この記事では、陸運局での検査の流れや、注意点など紹介します。

陸運局の近所には、車検項目と同じ内容の検査を、本番前に受ける事ができる民間の予備検査場あるので、利用しましょう。

予備検査場では、あらかじめサイドスリップ検査・調整、ブレーキ・スピードメーター検査、ライトの光軸検査・調整、排気ガス検査・調整を行ってもらい、自動車の状態を確認・車検に受かる状態に調整してくれます。

この横浜の予備検査屋さんでは自賠責も購入する事ができたので車検に必要な自賠責の継続加入の手続も行う事ができました。

陸運局でも施設外の代書屋さんなどで自賠責の購入が可能です。

ハイエースDXバンの写真

運輸支局で用紙の入手・作成

運輸支局の窓口で、「ユーザー車検の書類一式ください」とお願いすると下記の書類をもらえます。

自動車検査
自動車重量税納付書
継続検査申請書

もらった用紙に車検証を見ながら、必要事項を記入します。記入方法は、施設内に見本があるので、参考にしながら記入して下さい。

自動車重量税・検査手数料の支払い

運輸支局場内の印紙・証紙販売窓口で、自動車重量税額分と検査手数料の支払いを行います。支払いは現金で金額分の印紙を購入し、書類に貼り付けます。
購入した印紙・証紙をそれぞれの書類に貼り付けます。

ハイエースDXバンの写真
※検査手数料の印紙も間違えて貼っています。右二枚は「自動車検査表」に貼り付けて下さい。

自動車税納税証明書

毎年5月に届く自動車税が未納の場合車検を受ける事ができません。

車検満期ギリギリで支払いをした場合、納税システムに反映されるまでに最大10日必要なので、車検ギリギリで自動車税を払う場合は確認印がもらえるコンビニで払って控えを持参しましょう。

支払いから10日以上経過し、システムに反映されていればこの納税確認のプロセスは省略されます。

 

自動車税納税証明書

自賠責保険の継続加入手続き

車検の更新の際には自賠責保険も新たに続加入が必要になります。

自賠責保険は車検有効期限よりも必ず多い日数で購入する必要がります。

車検有効期限が2年の車は、24ヶ月(2年)、もしくは25ヶ月(2年+1ヶ月)で契約します。

+1ヶ月の期間はもしもの備えとして1ヶ月多く契約します。

自賠責保険の継続加入の手続きは、陸運局の構内の保険代理店や、予備検査場、車のディーラーなどで購入できます。

継続加入の際は現在加入中の自動車損害賠償責任保険証明書を持参して下さい。

自賠責の写真

車検の受付

必要書類が記入できたらユーザー車検受付窓口に書類一式を提出します。

書類に不備がないか確認があり、不備がない場合検査レーンに行くように伝えられます。

検査レーン

外廻り検査
クラクションやハザードなど車両外部の灯火類に異常がないか確認。

排気ガス検査
排気ガスのCO(一酸化炭素)と、HC(炭化水素)の濃度の確認。

サイドスリップ検査
前輪が直進した際にどのくらい左右にずれるか確認。

ブレーキ検査
ブレーキの制動力の確認。

スピードメーター検査
実際のスピードと車のメーターのスピードの誤差を確認。

ヘッドライト検査
ヘッドライトの光軸や光量が基準値内であるかの確認。

下回り検査
オイル漏れ、シャフトブーツの破れなどの確認。

ハイエースDXバンの写真

車検証の交付

検査項目が全て終わり、車検に合格すると検査レーン最後の総合判定で合格印をもらいコースは終了となります。

合格印が押された書類一式を受付に提出し新しい車検証が交付され終了です。